2017/07/24 00:00 .

(62)成り行き

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まぁ、そう言われちゃうのも無理はない。
いい人そうだものね、この人。ロマンチストでお人よし。





えっと、以前見たサイトをもう一度見てみたらやっぱり面白かったのが、
フランス語で読むベルばらサイト。

もうリンク貼っちゃう。
【制作ノート】ベルサイユのばら(原作) フランス語版 
http://yasukun-create.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_e807.html

---以下引用---

アンドレのセリフの翻訳にはたいへんな愛を感じます。
最初っからアンドレはオスカルを女性形で呼んでます。

Tu es bête! idiote! imbécile!  このとんま まぬけ どじ 

idioteが女性形 男性形ではidiot

こんなところまで女性形で呼ばなくてもと思うんですが・・
まあ、女性として完全に意識しているということでしょう。

---

反対にオスカルの父 ジャルジェ将軍 Général de Jarjayesは、
Oscar mon fils ”オスカル、我が息子よ” に始まって 
オスカルに結婚を勧めるまでずっと男性形で通します。

---

オスカルがフランス衛兵隊に入る時、アンドレを護衛につけるシーン

Protège-le jusqu'à ce que cet orgueilleux s'enfuie parce qu'il s'est fait casser le nez!

「この”傲慢者(男性形)”が、”彼の”鼻を折られて逃げ出すまで”彼を”守れ!」

とまあ、オスカルを表すのに男性形を3回繰り返すほどの徹底ぶり、
恐るべし、フランス語版ジャルパパ。

---引用終わり---

こんな感じで、自動翻訳では到底分からないような、細かいニュアンスへの解説がつきます。
後半のアンドレvsジャルパパ「あなたを差してオスカルと逃げます」のシーンは、
男性形が、女性形か、オスカルに対する見方が変化していく様子とか、
また、この方の解説が臨場感あって、物凄く面白かったデス!!(≧◇≦)

翻訳って、ただ母国語に言い換えるだけじゃなくて、
いろいろ思いを込めて、うん、やっぱイメージ力というか、創作の要素大だよね。
二次創作って悪い意味もあるけど、結構創作って、繋がっていくものだから…。
原点を大事にしつつ、自分の触覚で表現し命を吹き込み、モアベターを探っていく。

…って、高慢と偏見、もう一つの翻訳ver読んで、そう思いました。
今度は、新潮社の中野 好夫氏訳。図書館で借りてみた。
翻訳者にとってそれぞれ違う、エリザベスとダーシー氏になるんだな。

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ジャルパパとアンドレの違い。そっか~。成程。
性別のある原語だといろんな深読みできちゃう。
あのシーンは今でも何回見てもドキドキします。ウホッ❢

「高慢と偏見」じっくり読んでみたかった小説です。
同じ小説を翻訳者別に読んでみる。
深読み大好きな私にはもってこいの手法(笑)
ああ,またしてもメカラウロコ❢ 
ハイハイミミさま 良い方法をありがとうございます。

現在,楽しんでいるベルばら二次創作サーフィンに通じる?
・・・って思うとなんだか感慨深い(笑)
最近「翻訳機ほしーなぁ」ばっかりで情緒無さ過ぎでした。反省。
女性形か男性形を使う事によって、
相手がオスカルをどう意識してるかの変化がわかるなんて。
さすがフランス人、オッシャレ〜。
しかも、この間のもん・しぇーる・オスカル?みたいに、
言葉少なな日本語に、説明足して翻訳してたりして、
キャラの愛情表現がストレートだったりするのかな??きゃっ(∩˃o˂∩)。
フランス語、勉強したくなってきた♪

大学の時に新潮の「高慢と偏見(新潮版は”自負”でしたが)」
読みましたよぉ。懐かしー♪ また読み返してみようかな。
ハイハイミミ様は岩波版で読まれたのですか? 
翻訳者変えて読み比べとは、なんとハイレベルな読書家(*'▽'*)♪
そういや、赤毛のアンがeのあるアンって呼んで頂戴、って、フランス語で末尾にeつけるのが女性形だとしたら、女性らしさ強調で言ってたのかなぁ。

高慢と偏見は、映画(プライドと偏見、2005年版)→ちくま文庫の中野康司訳 → 新潮社の中野好夫訳 → 岩波の富田彬訳 で、だんだん詳しくなるパターンで行こうと思ってるのですが、岩波は字ちっちゃいから、そこがちょっとイヤん。

読書家なんておこがましい。学生の時は本しか友達がいないっつーか、本があれば友達いらんって感じでしたが、去年の今頃まで、本、全然読まなかった。20年くらい多分…。(*´Д`)
今きっと、爆発してるんですよ。

ver違いダイスキ人間なのは、クラシックだと同曲指揮者聞き比べとか普通だからかもしれないです。テンポ、強弱、細かい解釈の違いが面白いんだよ。
ポップス系だと、荒井由実の「翳りゆく部屋」のエレカシver、中島みゆきの「わかれうた」を、スピッツのマサムネと平井堅ver、なんかも面白かった。ようつべってホントにステキ♪