2017/06/05 00:07 .

(33)外の世界

パレロワ12p-600大きな画像を見る

日の当たる場所へ出てみた。
とても天気が良いし、明るい昼のパレロワ庭園。



以下、制作日記。


樹、タイルの道、建物、モブ、パース、
面倒くさいもの山盛りで、途中で気が狂いそうになっ…、

…、ならないよ!(;´Д`)


好きで描いてるんだもの!!そうだよね自分??


樹の固まりがなんだか分からなくて途方にくれ、
気持ちが折れそうに…。
なんでこんな面倒くさい構図を選んでしまったのだ!


ペンで描く場合、影は線をクロスしながら重ねていくのだけど、
今回は固まりが弱い上に、面積ありすぎ。
葉のシルエットは軽くしたいのに、くっきりした線しか出ない。


だから今回はホント、絵の具があって良かった。
大きな筆で葉っぱの緑をわっしゃわっしゃ叩くように油彩筆で塗りたくって、
初めて気分が明るくなる。なんとかなるかも~~って。


やっぱ色があると、気持ちが明るくなっていいな。




ついでに構図について考える。


前に18世紀の版画見た時に思ったんだけど、
18世紀は写真が一般的じゃないから、『絵の構図』なのね。
写真ではありえない配置で、
主観で描きたいものを強引に一枚にぶち込むような感じ。
まぁ、変だとも言える。


19世紀後半から、『写真の構図』になる。
昔は写真はまだ大量コピーや大きな印刷ができなかったので、
版画がそれを担ってる。
ずばり写真そっくりに描くことを命題としていて、版画で枚数印刷してる。

資料としては整合性もとれて、とても分かりやすいんだけど、
展覧会会場で18世紀と比べてたら、なんかふっと…。


ものすごくつまらない構図な気がして…。


写真見て描いた方が、技術的には抜群に上手いんだけど、
せっかく絵の方が自由度高いのに、ゴールが一つなんて、もったいない…。


でも、子どもっぽくも見える。
自由度高くて面白いけど、へたっぴに見える。
そういうの、今から選ぶことはできるのかな?自分に?


…そんな事を思ったりしながら、
最近ずっと、細かい整合性やパース無視して描いてる。
イラスト・マンガだからいっかって思って。
かなり自由。
油絵やってた時は、写真参考にしないと一歩も描けなかったのに、
スゲー適当に形を作って配置して、かなりご満悦である。

でもまだ、油絵仲間には見せられない気もする。
なんか恥ずかしいというか…。今更だけど。

でもまぁ、しばらくは変なパースで行ってみよう。
変な決意。






写真や印刷技術が発達して使い勝手がよくなって、
大量コピーや大型印刷ができるようになると、
いちいち銅板や木版に傷をつけてプレスする版画は
役目を終え、廃れてしまうのだ。
だから20世紀の銅板版画って凄く少ない。


アート系だけたまにある。線描を生かした繊細なヤツ。
ちょっと今のデジタル絵とアナログ絵の問題に似てるかも。

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リアル表現をマンガ形式で追求すると
「イノサン」の世界に行っちゃうのかな・・・?
それはそれでいいと思うけど、ちと怖い・・・|д゚)
イノサン…。あのコワイ表紙のヤツですね!お墓が舞台なの???なら怖い方がいいのか??

油絵科出身のマンガ家さんでお気に入りは、水木しげるとじゃりン子チエの人。
定規を使わないペン画の世界、好きなんだよねぇ。
キャラの顔は単純なのに、背景は描きこむ。お話は、絵巻物や舞台みたいにカメラワーク固定で、右から左へと動く。ふむ。共通項あるのかも。
コメント久しぶりです!
黒い騎士みたく天井裏に張り付いてコッソリ見てたの…還暦過ぎのおじさんへの愛に我を失いつつあったけど、グランディエ氏が明るい陽のもとへ歩み出た瞬間 、なんか私も隠れてないで表でご挨拶しなくちゃ!って思ったの。

ご苦労されただけあって素晴らしいイラストです…鳥さんになった気分♪
爽やか〜〜〜!!


あんぴか様、Top絵更新する度 私にまでお気遣い どうもありがとうございます(*^▽^*)

ハイハイミミ先生、続きを楽しみにしております!!パレロワの明るい未来のため…頑張ってくださいっ(≧∇≦)!!!!
おぁー、久しぶりです。外に出るシーンを見て、ついでに出てきてくださるなんて…。なんか嬉しいなぁ。
他愛もないセリフのシーンを、なんか一生懸命背景付きで描いたりするわけですが、このシーンがどれくらい意味があるのだろう?と自問して、徒労感に浸る時もあるわけですよ。仕事じゃないんだから、効率主義ではもったいないな。