2017/05/10 00:00 .

パレロワ本屋さん(ラフ)、最近読んだ本

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本屋さん…。ラフはいい感じなので、
本番用の紙にパースとって、きちんと描いてたら、いきなりメンドクサさがMAXに。

人がいなから気が進まないのかも??
久々に心折れる。ガクッ。

まぁついでなので、
本屋さん繋がりで、最近読んだ本をざっくり紹介。



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パリの夜
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この絵の元挿絵の本の名前は、『パリの夜』って言うんだけど、作者レチフ、
『のぞき見的好色小説』とか、 サド伯爵と同系列で「18世紀フランス破廉恥三人組」の一人と
言われたりするらしいけど、そういうの、読まずに先入観はいかんな、と思って、
試しに買ってみた。

すごくエログロだったらどうしよう!って
こわごわ読んでみたら、えっ??て感じ。

品の良い文体で、読みやすい。
なんであんなに悪く言われるの??

パリに住む超真面目タイプの作者が、20年分の記録をベースに
ところどころ面白く脚色して、小説スタイルにしてみたよって感じの本。

冒頭、貴族の夫人と知り合って、
彼女は、『世間の言うとおりに生きてきたけど、
苦労も苦痛も何もなく、賞賛は倦み、生きてる実感が全然ない』、と告白する。

そんな彼女に、わたしはパリの夜の観察者です、
実際にあった話で面白かったものを、毎晩一話ずつしてあげましょうっていう感じ。
千夜一夜。ただし寝物語ではないので、エロさはゼロ。

内容的にはパリ庶民の悲惨な暮らしとか、死刑の描写もあるんだけど、
夫人に語る形式だからか、露悪的なところはなくて、
哀れな人々への深い同情を感じる。

私が絵や版画で知ったパリの情景が、
当時を生きた人の文章で、蘇る感じ…。



錯覚なんだけどね。




後半は革命勃発とその経過なので、もうちょっと後で読む。
でも、デムーランとかバスチーユ襲撃とか知ってる名前が出てくると
スゲー緊張するよ!なんかヤベー事が始まるんだ!って。
その辺は創作じゃない匂いがプンプンする。体験してる。

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パリの夜―革命下の民衆 (岩波文庫) Amazon

もちろん絶版さ!でも古本で売ってる。1円。



※追記
今、読み返したら、『デムーラン』と直接名指してるわけではなかった。
『少しドモリの青年が』、『机の上に上って演説した』 という伝聞調で、
後ろの解説に、
『これはカミーユ・デムーランの事であろう』って書いてある。
デムーラン、最初は無名だから、そんな印象なんだろうね。






読んだ本は三冊で、あとの二冊は、
ルソー ヌーベル・エロイーズの3巻と、
川島 ルミ子 マリー・アントワネットとフェルセン、真実の恋


ツラツラ感想書いてたら、超長文になってしまったので、
記事を分けて、そのうちアップするね。

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毎回,貴重な情報を教えていただいてありがとうございます。

昔は休日一日潰す覚悟で,闇雲に古本屋めぐりをして欲しい本(資料等)を探しました。
今,そんなことしたら,大変!次の日身体が動かないです。(笑)
本屋さんのラフを拝見してそんな懐かしい思い出が浮かんじゃいました。
鼻先に漂う古い本独特の埃臭さとか。嫌いじゃないですね。(笑)
古本屋さんかぁ。焼けないように北向きにあるんですよね!
わたしの最大の買い物は、世界素描体系(全4巻定価16万くらい)を、ネット不慣れそうな古本屋さんで2万弱で買った事かな。他の本屋では10万円くらいだったから、超お買い得気分だった。(≧▽≦)