2016/11/17 23:47 .

フェンシング(13) ~ 高望み

高望みだな

骨は折れてなかったので良かった。
マリーちゃんのことを、ちょっぴり思い出してる。










なんかツヴァイク本を思い出したので、ついでにメモっとく。






ちょっと今手元に本がないからうろ覚えで書いちゃうけど、
夏に読んだツヴァイク著、マリー・アントワネット下巻の冒頭は、
彼が一線を
「越えたか、越えなかったのか」についてだったと思う。
大考察長文。


越えなかった派は、王妃清純説を確立したい王党派。王政復古を目指す。
越えた派は、サイレントな側近たちの記録。


記録や手紙は燃やされ、隠され、潰され、
越えた派の証拠を消していき、
王妃清純説の基点となる。


王妃の性格を少し知れば、超えるのが自然だろう、と、
熱弁ふるうツヴァイクさん。
伝記作家のツヴァイクさんは、夫婦とか恋人とかの性愛方面にバリバリ興味突っ込む人。
王の不能について王妃がどういう精神的ダメージを負うのか、とか、
もう10代女子には耐えがたい苦悩なんだと。



ふむふむ、むむーっと、読んでるわたし。知らなかった…。
なんつーか、身体能力って、そのままアイデンティティなんだねー。
今度、滋養強壮の新聞広告見たら、失笑せずに同情してみるわ。


もうね、王宮から町中まで、あらゆるところまで知れ渡り、
そっち方面で恥をかき続ける王と王妃。


スペイン王室から、フランス王の閨の悩みを知ってますよ、と探りを入れられたりして。
お世継ぎできないなら、うちとこの親戚、養子にどうですか、みたいな。
狙ってる。どうして知ってるんすか、というのは、
まぁ王宮使用人はみんな、家政婦は見た、だから。守秘義務などない。
仲良くなって聞けば答える。有名税。スパイの情報収集、はかどりまくり。


こんな環境に中学生年齢からいたら、
頭壊れてケーハクな遊びと浪費に走っちゃうのも当然だろう、って。


フェル伯は、トリアノン離宮王妃の取り巻きの中では真面目な雰囲気で、
あんまり目立たなかったから、当時は大きな噂にならなかったみたいだけど、
だからこそ、いろんなことを彼のせいにする場合もあるようだ。
王妃清純派のスケープゴート。


でも、越えたのは間違いないですよ!!問題は時期ですよ!!!
ツヴァイク氏、大いなる仮定を、語る語る!!!!!!!


なんかね、王妃がウィーンの兄に宛てた手紙で、
王子を二人産んだから、もう王妃としての役目を果たしましたよね、
王とはもう寝室を共にしません、これからわたしは自分のために生きます…、

みたいなくだりがあるらしくて、
すなわち、これからはフェルゼンとの愛に生きたい、という意味であろう、と、
この手紙がツヴァイクさんの大注目ポイント。


一線を越えたのは、この手紙より後でしょうねって。
王妃は奔放で自由を愛するけど、この辺はきっちり線引きしてて、
二股じゃないんだよ、ってのがツヴァイク氏の解釈。



あとは回数……についての考察を、
ツヴァイクちゃん、もういいからさ、もう恋人たちの情事を詮索してやるな、
経済学者の数字データみたいに、いろいろな記録を列挙しながら、
この日の門番日記男一人通したという記録、これは朝帰りのF伯だろうとか、
ここで越えてたら何年分、
ラストの牢タワーの密会でだけなら1回きりですが、とか…。



言ってる。






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するどい痛みのピークが引いていくのと同時に、冷静さを取り戻す・・・(';')
考えてみれば自らも『許されざる愛』に悩んでいた、いわば同病相憐れむ立場。
勘弁してあげてね、伯爵!(^^♪
フェンシングシーン、もうちょっと続くよ!
あんまり手加減はしないけど、気まぐれな人だから…きっと…。

絵、昨日は終わんなかったー!なんかいろんなポーズ考えるの楽しいけど、
引き出し広げすぎで紙の山。何がどこにあるのやら。