2016/11/13 16:17 .

ヌーベル・エロイーズ、2巻、感想続き

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病床のジュリちゃんにキスをするも、
クレール嬢に追い出されそうになってるサン・プルー。
2巻表紙絵。説明ないけどおそらくそんな感じ。




週末は親戚の結婚式に行ってきた!
シアワセな、シアワセな二人!!大勢の友達に冷やかされながら祝福されて!!
結婚式って、イベントフルコースで見たの初めてかも!
ちょっとすっげー良かったわー。楽しかった!!(≧▽≦)






でもふと気がつくと、カバンにはこの本があるのですよ。
道中読もうかと思ったけど、なんつー本を持ってきてしまったのだ!

帰りの電車では爆睡してたので、
帰って、ひと眠りしてから少し読んだ。

うぅっ。(;_:) ギャップに耐えられん…。
君たちはいったい、何なの?

ふたつ以上の価値観が、頭の中に混在して、非常に混乱する次第でございます。
なので、描く、もとい、書く。そんで吐きだしておく。




サン・プルー、逃亡の馬車で揺られながら。
付き添うのはエドワード卿。

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エドワード卿からジュリへの手紙。
『自分の別荘を差し上げますから、そこでずっと二人で暮らしなさい』。

家を、国を出れば、あのお方と一緒になれる…?
そんな…。夢のようですけれど…。

もうすぐ60になろうとする老いたお父様と、病弱なお母様を置いて、
親友で従姉妹のあなたとも別れて、そんな親不孝な、
不義理を犯して、それでわたしは幸せと言えるのでしょうか…?

わたしはすっかり堕落し、破滅しました。
目が曇り、正しい答えを見出すことはできません。
大好きなあなたが決めてください…、何を言われてもわたしは従いますから…と
クレール嬢に助けを求めるジュリ。

クレール嬢は、ご両親か恋人か、いずれを選んでも、
どちらかを切らなくてはいけないわけだから、
後ろめたく罪深く惨めな気持ちになるのは避けられないのですよ、と。

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サン・プルーはすっかり頭がおかしくなって疑心暗鬼の塊に。
必要以上に親切なエドワード卿は実は、
自分の代わりにジュリと結婚しようとしているんじゃないかと勘違い。

また例の如くナイフを抜いて、決闘をふっかけたらしい。

クレール嬢はそれを知って、
かつての家庭教師に、元生徒としてピシャッと。
ちなみにサン・プル―は哲学の先生だ。説法する身から、される身に。

エドワード卿があなたのためにどれだけ尽力されてるか!!
あなたを愛するひとたちのことを、もっと考えなさい!

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クレール嬢。なんかスゲー、やるときはやる女です。
自分の身の上でも、何が一番大事か、優先順位を即決できる分、
ロマンはないけど自由に見える。



サン・プルーは我に返る…。







この話って、身分差…??
じゃないよね…??

サン・プルー、そんなに悪くない気がするんだけど。暑苦しいけど。
嘆いて、哀しんで、恨みがましく思ったり、嫉妬したり、
やっぱり今でも会いたいです~~って言うのは、自然な事では?


でも、女たちは、情けない事言わず、力強く生きてくださいと。
『高潔に…』


つか、この辺は、時代とキリスト教的価値観なのかな。身分差の弊害というよりは、価値観。
世俗なシアワセよりも、崇高な魂であるために、何をすべきか、みたいな。


なんとなくだけど、男たちの気持ちの方が分かるよ。
男たちは実力次第で何でもできる、という希望がある。

決闘?決闘はおっかないけど、プライドの高さを命に置き換え覚悟を決める、
という気持ちはわからなくもない。馬鹿だし野蛮だとは思うけど。

でも女たちの気持ちは分からない。
打ちひしがれて泣くのは女の役目。いくらでも泣きましょう。
もはや不幸になりたいのです。しかしわたしは汚れてはいません。

どうぞわたしの事をいつまでも忘れないで…。


…いや、あの、頑張ろうよ、タッグ組んで粘ろうよ、
お父さん包囲網作ってさ、しばらく家出もいいと思うよ!!( ゚Д゚)
汚れてるって、何なのさ?

そんで本当にダメだったら、忘れたほうが楽じゃない?
お互いに新しい人を探して…。
えっ、人妻はいいけど、手垢のついた娘はダメすか、そうですか。


女たちはどう見られるべきかに敏感で、心が自由でありたくても、
勝手気ままに振舞ってはいけない事を知っている。
一度壊れて汚された評判は、二度と元には戻らないのだ。

女たちは周りの噂で、生き死にが決まる。




…って感じ??




250年前。江戸時代だよ!(´・ω・)

文章や理想が高くて、ものすごく心が浄化されるような気もするよ。
確かに今の本では味わえないかもしれない。

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わ~い、お帰りなさい(^^)/

私も超久しぶりに親戚の結婚式行ったんです(5月のことだけど)
最近の式ってすごいリベラルにショーアップされてて、正直若いお二人の事はよく知らない
私にも、めっちゃ楽しめる内容で、良かったです!!(ご友人たちののダンスパフォーマンスとか。)
一時的に若返った感じがしました!(^^♪

それにしても・・・
なんかサン・プルー哀れな感じ。

BBCの「戦争と平和」
ラスト(いろいろあったけど)大体まるく収まってホッとしました( ;∀;)💦
でも・・・「ヌーベルエロイ―ズ」
ラスト・・・なんか可哀想な予定なんだなあ・・・原作の説明だと。
どうにかならんのか(>_<)
BBCさん、明るいラストでドラマ化して~!!
>BBCの「戦争と平和」
同名な題だけどトルストイじゃないよねーあははー、って思ったら、トルストイだった!!!(・Д・)
アンナ・カレーニナで挫折、戦争と平和で挫折、暗くて長ったらしくて避けまくってたトルストイ!!!!

ホームページ見たら、映像つくとめちゃくちゃ面白そうですね!
わたしも機会あったら見たい!!!!!!
昔の文豪様の作品は、話やテーマは面白そうですが、文体を読むのがまず大変なので、
今風にバンバン映像化されて欲しいなぁ。その後、気合入れて原作読むから!(≧▽≦)